2023年11月10日

明確に伝えることが大事!美容師の志望動機の書き方をご紹介

希望する美容院に就職するには、志望動機を明確に伝えることが大切です。同じスペックの応募者がいた場合、志望動機をどれだけアピールできるかが採用の決め手になることもあります。しかし、志望動機をどのように書けばよいかわからない方も多いでしょう。ここでは、美容師の志望動機の書き方やアピールポイントについてご紹介します。

1. 美容師の志望動機の書き方

美容師の志望動機に書く主な内容は、次の4つです。

1-1. 美容師を志す理由

志望動機に書く内容は、美容師を目指す理由です。具体的な経験を織り交ぜながら、美容師になりたいという熱意を伝えます。美容院で髪をカットする時に的確なアドバイスがもらえて嬉しかった、担当美容師がヘアスタイルを再現する技術力に魅了されたなど、美容師を意識するきっかけとなったエピソードを盛り込むと良いでしょう。

1-2. 美容師の仕事に活かせる経験

これまでの経験で、美容師の仕事に活かせることを書くのも大切です。新卒の場合、美容師の仕事に活かせる強みを見つけるのは大変ですが、学生時代の部活やバイトの経験を盛り込むこともできます。接客のバイトをしていたのでお客様との会話がスムーズにできる、運動部に所属していたので体力に自信があるなど、具体的に伝えるのがベターです。

1-3. 美容師としてのキャリアパス

美容師としてのキャリアパスも、志望動機に書くべき内容です。キャリアパスを明確に伝えることで、どのように働くかイメージしやすく、熱意をもって働きたいことをアピールできます。短期的な目標ではなく、キャリアプランなど長期的な目標を伝えることで、長く働きたいこともアピールできるでしょう。

1-4. 働きたい理由

美容室は、数多く存在し、選択肢がある中からその美容室で働きたい理由を、明確に説明する必要があります。他の美容室とは異なる特徴や、魅力を強調することがポイントです。実際にその美容室を訪れた際の印象や体験も含めて書きましょう。トレンドに敏感で、顧客の要望に応えることへ真剣に取り組んでいる点に惹かれたなど、具体的に伝えると良いでしょう。

2. 避けた方が良い志望動機の書き方

志望動機の書き方によっては、マイナスの印象を与えてしまいます。マイナスな印象を与えないように、志望動機を書く時は次のポイントに気を付けましょう。

2-1. 志望理由が曖昧

志望理由として、「御社の社風に共感した」という内容を目にすることがあります。しかし、どのような会社にも当てはまるため、志望理由が曖昧になってしまいます。社風に共感したのであれば、具体的にどのように共感したのかを伝える必要があるでしょう。共感したポイントを具体的に伝えることで、その美容室に対する熱意を伝えられます。

2-2. 自ら学ぶ姿勢が感じられない

新卒で就職する場合、研修制度が充実していることを志望理由にあげてしまいがちです。まだまだ技術に自信がないため、研修制度があるのは心強いでしょう。しかし、研修が受けられることを志望理由にすると、受け身の姿勢と捉えられる可能性があります。研修制度があることを一番の理由としてあげるのは避け、積極的に学ぶ意欲があることをアピールするのが大事です。

2-3. 美容師と関連のないエピソード

志望動機に、美容師の仕事と関連がないエピソードを盛り込むのは、マイナスの印象を与える可能性があります。自己アピールとして美容師の仕事とは関係ない学生時代の経験を伝えるのは悪くありませんが、志望動機を伝える場合には、美容師の仕事と関連したエピソードを伝えるとよいでしょう。

3. 美容師の志望動機の組み立て方

美容師の志望動機を考える時は、次のように行うと上手に組み立てられます。

3-1. 志望理由を箇条書きにする

いきなり志望動機を書き始めると、まとまりのない文章になることがあります。まずは、美容師になりたい理由を箇条書きにしましょう。志望理由を整理でき、まとまりのある文章が書きやすくなります。

3-2. 志望理由の動機づけをする

箇条書きにした志望理由に、一つずつ動機づけしていきます。美容師になりたい理由が「カットの技術力に感動した」であれば、なぜ感動したのかを深堀りしましょう。専門技術を身につけることへの憧れ、美容師の対応力の高さなど、さまざまな理由が思い浮かびます。そこから、志望動機へと思考を発展させられます。

3-3. 志望する美容室を分析する

志望する美容室の分析を行うことも必要です。どれほど素晴らしい志望動機を伝えても、社風に合わなければ就職に繋がりません。志望する美容室が求める人材を研究・分析し、それに見合った志望動機を作成することが大事です。

4. まとめ

明確な志望動機を書くと、希望する美容室への大きなアピールになります。できるだけ具体的に、その美容室で働きたい理由や美容師になりたい理由を伝えるようにしましょう。

「株式会社アンプ」は、京都市内に4店舗のヘアサロンを展開しております。研修制度も充実しており、「売れるスタイリスト」を数多く輩出しております。サロン見学も受け付けておりますので、美容室への就職をお考えの方は、お気軽にご連絡ください。